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第24話 帝からの挑戦状

last update publish date: 2026-07-05 06:00:23

 おっといけねえ、最高のイケメンが、鼻血とは恰好がつかねえぞ。

「よし、結月に会いに行こう。あの女が誰のものか、ちゃんとわからせてやらないとな」

 俺はすぐさまマンションを飛び出し、ザギンへと向かった。 高級ブランドのVIPルームにふんぞり返り、言われるがままに数百万円の最高級オーダーメイドスーツに身を包む。鏡を見ると、そこには泥水を浴びてボロ雑巾のようだった俺ではなく、誰もが見惚れる完璧な超絶イケメンの御曹司が立っていた。

「フッ、モテる男っ
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  • 死に戻り令嬢は、初恋を選んだ元婚約者が土下座しても絶対に許さない   第7話 帝登場

     それどころか、前世の一条グループじゃ逆立ちしても手が届かなかった財界のドン・武藤会長に自分からすり寄って、なんかクソ難しそうな半導体の話をして、あっという間に気に入られてやがる。 俺にわからねえ話で盛り上がるなんて……生意気だ!「おい、ふざけんなよ……! なんであいつ、俺をあんなゴミを見るような目で見たんだよ……っ!?」

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    「な、んでだよ……っ!!」 俺は、武藤会長を連れて女王様みたいに華やかに去っていく白峰結月の後ろ姿を、ただ口を開けて見つめることしかできなかった。 驚きとパニックに、名刺入れを握る指先がみっともなくガタガタと震える。 周囲の連中が「何だあいつ?」と俺をクスクス笑っている気配がして、顔がカッと熱くなった。 おかしい。こんなの絶対におかしい!

  • 死に戻り令嬢は、初恋を選んだ元婚約者が土下座しても絶対に許さない   第5話 極上の人生、第一歩

     その困ったような笑顔。前世で私の心をいとも簡単に溶かしたあの顔。 不思議だった。あれほど焦がれた表情を前にしているのに、私の心は凍った湖のように静かだった。 手を伸ばして彼に武藤を紹介し、二言三言の助言を与えれば、彼はすぐに息を吹き返す。そしてまた、あの幸福で——その実、破滅へと続く十年が始まるのだ。 私はゆっくりと微笑んだ。  前世の私なら、ここで罪悪感に押し潰されていただろう。困っている人を見捨てる冷たい女だと、自分を責めたはずだ。けれど私を無情に切り捨てた男のために、これ以上、自分の優しさを安売りするのは——終わりにする。「ごめんなさい。人違いだと思いますわ」「えっ……

  • 死に戻り令嬢は、初恋を選んだ元婚約者が土下座しても絶対に許さない   第4話 選択

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